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    山口 真弓 山口 真弓

    2016.02.25

    管理栄養士レシピ:2月離乳食 - デトックスの王様! 【たまねぎ】
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    【今回の旬食材 玉ねぎ】
    離乳食 旬食材1

     

    玉ねぎは一年中出回る万能食材。これからの時期は新玉ねぎも出回りますね。
    赤ちゃんにはゴックン期から使うことができますよ。特に新玉ねぎはみずみずしく身がやわらかく辛味が少ないので、赤ちゃんには食べさせやすいです。

    玉ねぎは野菜の中でも糖質が多いのが特徴ですが、ビタミンやミネラルなどの栄養素はとりわけ多いわけではありません。しかし、実は、あの独特の辛味と臭いの素が身体に有効的にはたらいてくれます。その成分が「硫化アリル」というもの。

    硫化アリルは、胃の消化液の分泌を促し、食欲を増進させるはたらきがあります。また、血液をサラサラにし、動脈硬化や高血圧の予防にも効果的です。さらに、ビタミンB1と結合してアリチアミンになることで体内のビタミンB1の吸収を促進するはたらきがあります。豚肉のしょうが焼きには玉ねぎが欠かせませんが、これは疲労回復にはベストパートナーで、ビタミンB1の多い豚肉と一緒に調理することで疲労回復効果が高まります。

    これらの効果をより高めるためには、加熱により効果が軽減されてしまうため生で食べるのがおすすめです。また、辛味を抑える場合は、水につけるのではなく、切った後すぐに調理せず30-60分空気にさらしておくのがおすすめです。これにより、辛味を抑えることができ、かつ硫化アリルが加熱調理にも強くなります。赤ちゃんには生で食べさせることはできませんが、ちょっと今日は疲れたな…。というときはスライスした玉ねぎをのせたサラダを食べるのもおすすめですよ!

    ケルセチンというポリフェノールの成分も含まれ、これにはデトックス効果が期待できます。血液中の有害物質と結合して、身体の外へ出すはたらきがあります。実は玉ねぎはデトックスの王様とも言われているんですよ!また、オリゴ糖も多く含まれているので腸内環境を整え、便秘予防・改善にも効果的です。

     

    2月レシピ タイトル172月レシピ タイトル182月レシピ タイトル192月レシピ タイトル20

     

     

    ゴックン期 (5-6ヵ月)

    2月レシピ タイトル21

    玉ねぎのスープパンかゆ
    たまねぎパン粥○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    8枚切り食パン 1/6枚
    玉ねぎ 10g(1cm幅のくし形切り)
    野菜スープ  大さじ2

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    1. 食パンは耳を切り落として細かく手でちぎり、野菜スープを入れた小鍋に入れ浸しておく。
    2. 玉ねぎはやわらかく加熱し、なめらかなペースト状にする。
    3. (1)に(2)を加え、ひと煮立ちさせる。

    麩のトマト煮
    トマト麩○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    トマト 10g
    小町麩  1-2個
    昆布水  大さじ2

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    1. トマトは湯むきし、種とゼリー質を取り除き、ペースト状にする。
    2. 小町麩はおろし器で粉末状にする。手でくだいても良い。
    3. 小鍋に(1)、(2)、昆布水を入れて1-2分煮る。

    ※昆布水は野菜スープでもOK。

     

     

    モグモグ期 (7-8ヵ月)

    パプリカ粥
    鮮やかな黄色のポンポン状の花をつける「ミモザ」に見立てたおかゆ。
    ○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    7倍粥 50-80g
    パプリカ(黄) 10g

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    1. パプリカはやわらかく加熱し、みじん切りにする。
    2. 7倍粥を器に盛り、中央に(1)をのせる。

    ※パプリカ(黄)は卵そぼろやかぼちゃに代えてもOK。

     

    【パプリカはビタミンCたっぷり!】
    パプリカは形はピーマンにそっくりですが、実はビタミンCがピーマンの約2倍もあり、赤パプリカは野菜の中で最もビタミンCが含まれています。
    しかも、加熱にも強いので壊れにくい特徴があります。
    甘味もあり赤ちゃんにも食べやすい食材なので、赤・黄色・オレンジと料理に合わせて鮮やかな色を使い分けてみてくださいね。

     

    青菜の納豆和え
    ○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    ほうれん草 10g(葉4枚)
    玉ねぎ 5g(5mm幅のくし形切り)
    納豆 10g(1/4パック)
    昆布水 小さじ1~
    2月レシピ タイトル22
    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    納豆ほうれん草1. ほうれん草と玉ねぎはやわらかく加熱し、みじん切りにする。ほうれん草はアクがあるので10分ほど水にさらしてアク抜きする。
    2. 納豆は茶こしに入れて熱湯をかけ、細かく刻む。
    3. ボウルに(1)、(2)、昆布水を入れ、混ぜ合わせる。

    ※ほうれん草は小松菜やチンゲン菜でもOK。
    ※ごはんやめんにかけても良い。
    ※醤油スプレーで味付けしても良い。

     

     

    カミカミ期 (9-11ヵ月)

    2月レシピ タイトル23

    マカロニグラタン
    グラタン○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    マカロニ 20g
    鶏ひき肉 15g
    玉ねぎ 5g
    バター 2g
    薄力粉 大さじ1/2
    牛乳 80-100cc
    粉チーズ 少々
    パン粉(乾)  少々

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    1. マカロニはやわらかくゆでて1-2cm長さに切る。
    2. 玉ねぎはみじん切りにする。
    3. パン粉はフライパンで乾煎りしておく。(多めに作って冷凍ストックしておくと便利)
    4. フライパンにバターを溶かし玉ねぎを炒め、透き通ったらひき肉を加える。ひき肉の色が変わったら薄力粉を加え、火を消して余熱で薄力粉を30秒ほど炒める。
    5. 牛乳を加え、ゆでたマカロニを加えてとろみが付くまで煮る。
    6. 器に盛り、パン粉と粉チーズをかける。

    ※他の野菜やいも類を入れてもOK。肉を白身魚や鮭に代えても。
    ※もう少しとろみをつけたい場合は薄力粉を多めに加える。
    ※手順6の後、トースターで3-4分焼くと香りが出てよりおいしくなる。

     

     

    【バターっていつからOK?マーガリンじゃダメ?】
    バターなどの油脂類はカミカミ期頃から使ってOK。
    ただし、摂り過ぎはNG。1回の食事に小さじ2/3(3g)程度までにしましょう!
     
    バターとマーガリンの大きな違いは原料。
    バターの原料は生乳ですが、マーガリンの主な原料は植物油です。
    少し難しいお話になりますが、マーガリンの原料は常温で液体の植物油脂、それに水素を添加して常温でも固体にした食品です。安定した構造をしているので、常温でも固体になり、酸化しにくく、保存性が高いよって、加工食品に使いやすくなります。
    ただ、その構造がプラスチックそっくりな食品で、マーガリンにはカビも生えないものなんです。
     
    さらに、製造工程の中で「トランス脂肪酸」という身体に悪い油が作られてしまいます。トランス脂肪酸の過剰摂取は心疾患、ガン、糖尿病、うつ病のリスクを高める、免疫機能を狂わせる、悪玉コレステロールを増やす、認知症の発症リスクを高める、胎児の発育が遅れるなどが問題視されています。
    赤ちゃんや子どもだけでなく、大人もトランス脂肪酸の過剰摂取は避けるべき。
    マーガリンを毎日使っているご家庭はおのずと摂り過ぎていることも考えられます。
    身体のことを考えるのであればマーガリンを使うならバターをおすすめします。あくまでもバターも脂質なので摂り過ぎないようにはしてくださいね。

    白菜とみかんのサラダ寒天
    ○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    2食分
    白菜 20g
    みかん 20g
    塩 少々
    粉寒天 小さじ1/4
    野菜スープ 50cc

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    みかん寒天1. 白菜はやわらかく加熱して細かく刻む。
    2. みかんは薄皮をむき、実をほぐす。
    3. 野菜スープ、粉寒天を鍋に入れ沸騰させ、沸騰状態を1分以上続けて寒天を煮溶かす。
    4.(1)、(2)、塩を加え、タッパーや型に流し入れ、冷蔵庫で固める。
    5. 食べやすい大きさに切り、盛り付ける。

    ※寒天はきちんと沸騰させ、煮溶かさないと固まる力が弱まるため、沸騰状態を1分以上は続けましょう!電子レンジで寒天を溶かしても良いが、その場合もしっかりと加熱しましょう!

     

     

    パクパク期 (12-18ヵ月)

    2月レシピ タイトル24

    お麩の卵とじ丼
    やさしい味で大人もおいしい!!
    ○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    小町麩 3個
    玉ねぎ 10g
    卵 1/2個
    だし汁 大さじ4
    醤油、みりん 小さじ1/2ずつ
    軟飯90g-ご飯80g

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    卵とじ1. 小町麩は水で戻してしぼり、手でちぎる。
    2. 玉ねぎは薄切りにする。
    3. 鍋にだし汁と玉ねぎ、麩を入れて煮る。
    4. 玉ねぎがやわらかく煮えたら溶き卵を加え、蓋をして卵に火が通るまで煮る。
    5. 器にごはんを盛り、(4)の卵とじをのせる。

    ※生卵はタンパク質の中で最も消化しにくいので、卵はしっかりと加熱しましょう!
    ※他の野菜を入れてもOK。

    おから入りポテトサラダ
    ぽてサラ○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    生おから 10g
    じゃがいも 10g
    人参 10g(1cm幅の輪切り)
    りんご 10g(1/8個の半分)
    牛乳 小さじ2
    マヨネーズ 小さじ1/2-1

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    1. 生おからはフライパンで乾煎りし、青臭さを飛ばす。
    2. じゃがいもはやわらかく加熱し、フォークの背などでつぶす。
    3. にんじんもやわらかく加熱し、いちょう切りにする。りんごは耐熱容器に入れ、20-30秒電子レンジで加熱し、食べやすく切る。
    4. ボウルに(1)、(2)、牛乳を入れ、混ぜ合わせる。
    5. (3)、マヨネーズを加えて味を調える。

    ※ハムや魚肉ソーセージなどを入れてもOK。
    ※塩・こしょう・マスタードで味付けすれば大人も一緒に食べられます。

     

    【おからっていつから使ってよいの?】
    おからはタンパク質やカルシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、栄養価の高い食材。ただ、食物繊維が多いため消化に負担がかかります。概ね1歳前後から与えるようにしましょう!
     
    ○メニュー
    マッシュしたいも類と混ぜてサラダに。
    他の野菜と一緒に煮てうの花に。
    卵でとじでもOK
    粉に混ぜて蒸しパンやパンケーキに。
    ひき肉に混ぜてハンバーグに。

    ほうれん草のみそ汁
    ○ ■ ○ ■ ○ 材料 ○ ■ ○ ■ ○
    ほうれん草味噌汁ほうれん草 10g(葉4枚)
    長ねぎ 3-4cm
    だし汁 100cc
    味噌 小さじ1/2

    ○ ■ ○ ■ ○ 作り方 ○ ■ ○ ■ ○
    1. ほうれん草と長ねぎは食べやすい大きさに切る。
    2. 鍋にだし汁、(1)を入れて煮る。
    3. やわらかくなったら味噌を溶く。

     

     

    山口 真弓
    フリー管理栄養士 - ママとベビー&キッズのための料理教室「スマイル☆キッチン」主宰

    略歴:実践女子大学生活科学部卒業、認知症専門病院にて栄養業務後、結婚・出産を経てフリーランスとなる。

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